top of page

幼児・学童期の姿勢について 〟

 

文責 歯科医師 岩前 里子

 

 

お子さんの姿勢が気になりますか?どんな時の姿勢が気になりますか?立っている時、食事の時、寝ている時、座っている時、写真を撮った時・・・・その時々の姿勢は色々ですが子供の姿勢はそれまでの生活の積みかさねの中での必然です。なるべく楽に、次の動作がし易いように経験の中で獲得された姿勢です。例えば写真を撮るといつも斜めになってる時、視力の左右差が大きいなどの問題があることがあります。いつも上向きになっていたら、気道が狭く顎をひくと息苦しいからかもしれません。テレビを観ている時やお話をしている時に顔が正面を向いていなかったら、聴力に問題があるからかもしれません。

このような視点でお子さんの姿勢を観察していくと思いがけない問題が潜んでいることがわかります。赤ちゃんの時の向き癖は単なる偶然ではなくて、頭の形や身体の形からの影響が大きいです。歪みのない方はいませんがそれをそのまま放置しておくと、そのまま動きの獲得に影響を与えていきます。なるべく小さい時から身体を触ってあげ、手遊びや身体を使った遊びを通じて改善できることが望ましいと考えています。現在では紙おむつになったことによりおむつ替えの回数が減り、赤ちゃんの身体を触る機会が減っています。是非楽しいスキンシップを増やすようにしてみてください。

身体の使い方の癖をリセットするには赤ちゃんの時の動きを遊びの中で取り入れてみるのもよい方法です。身体の軸を作り、身体の動きの連動ができてきます。寝返りコロコロ、お部屋の中でころがってみると、なかなかまっすぐ転がらないことに気が付かれるかもしれません。回数を繰り返していくと上手に転がることができるようになりますから是非お試しください。ご興味のある方は個別トレーニングを受講してみてください。

悪い姿勢が続いていると、その位置を固定するように歯が生えてきます。さらにその歯によって悪い姿勢へと成長していきますから、良い姿勢を保っていくことはとても大切です。良い姿勢を保っていくためには姿勢を保てる身体が必要で小さい頃からの生活の積みかさねが大切になります。昔の生活の中の躾の中には理に適ったものが沢山あります。

例えば「いただきます」の手を合わせる動きは身体の正中(真ん中)を獲得することにつながります。靴をそろえて脱ぐのは骨盤のずれを補正するのに役立ちます。大きな声のあいさつはお腹に力が入らなければでません。遠くを眺めること、長い距離を歩くこと、大きな声で歌う、沢山外遊びをするなどコロナ生活で失われた行動が子供の身体を育てることに有益です。親子で楽しく身体を使った遊びの時間を大切にしていきましょう。室内でもできることは沢山ありますが、可能であれば外遊びをさせてあげたいですよね。

心配なことがあるようでしたらば、かかりつけの歯科医院の先生にご相談されるか、オンラインサポートをご利用してみてください。 ※個別オンラインサポートは現在準備中

bottom of page