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胎内記憶について No.1
文責 岩前 里子
「胎内記憶」という言葉を聞いたことはありますか?これは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた時の記憶のことです。科学的には証明されていませんが(証明できないと思いますが)この研究の第一人者である池川明先生の研究によればお母さんの胎内での記憶を持っているお子さんは3割程度にものぼるそうです。覚えていてもお話しない子もいるでしょうし、もしかしたらもっと本当は多いのかもしれません。音や光に対しての反応が認められることは報告されていますから、少なくとも赤ちゃんが「何もわかっていない」ということではないことは確かなようです。
私も娘たちにも胎内記憶はありません。でも当院に妊娠中にいらしていた方のお腹にいた子供たちが初めて当院に見える時、不思議ですが「はじめまして」というお顔をしているお子さんがいないのです。「久しぶり」のような表情でリラックスしています。泣いたりする子が少なく常連さんみたいな雰囲気で、ニコニコ、抱っこも嫌がらない子が多いのです。きっとお腹の中にいた時からママと私の話を聞いていて声の記憶、私が話かけていたことを覚えているのかなと思っています。
「単なる思い込みじゃないですか?」と思われますか?それを証明することはできませんが、初めての歯科医院受診をたのしんでいるわが子を見れるHappyは、体験した人にしかわかりません。そんなほっこりする家族のような関係は、お腹の中から始まっていることは確かですよ。是非皆さんもそんな関係の歯科医院を見つけてくださいね。
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