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〝新生児の姿勢について 〟
~ベビーちゃんを整える~
文責 歯科医師 岩前 里子
赤ちゃんは、ママのお腹の中で手を顔の前に折り曲げ、脚も折り曲げて小さくなって(屈曲位)います。なかにはお腹の中からのけぞるような姿勢だったりして上手に丸いカーブをとれない赤ちゃんもいますが、頸が据わるまでの間は頸を保護し、脊椎がねじれないことに注意した丸いカーブのある抱っこをするようにしてください。脚より頭が低くならない、唇が閉じている、赤ちゃんが苦しそうにしていないことを確認してみてください。突っ張りが強く、うまく丸い抱っこができない赤ちゃんは身体を緩めてあげるようなケアを行うと丸い抱っこができるようになります。詳しくは「べびぃケア」をご参照ください。
赤ちゃんの頭の形により向き癖がつくことがあります。そのまま放置すると左右差が大きくなり、いわゆるお顔や身体、表情のゆがみにつながり、お口の中のゆがみは歯並びに関係します。タオルやまくらを使うなどして脊椎がねじれない姿勢を取って向き癖が解消できるようにしてみてください。赤ちゃんがご機嫌になる位置が見つかると思います。
イラスト:神戸 英恵
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