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〝 妊娠前・妊娠中の呼吸について 〟

 

文責 歯科医師 矢島 由紀

 

呼吸の質は、赤ちゃんからお年寄りまでどんな年齢でも体調に影響します。大切な妊娠期を乗り切るためにも、今後の赤ちゃんの呼吸をよいものへ導くためにも、まずはプレパパ、プレママがどんな呼吸が体にとっていいのか、知識と体感で知ることから始めましょう!

 

呼吸は、これまで無意識下でやってきたことなので、良い呼吸とか悪い呼吸とか意識したことは少ないと思います。しかし、内臓を意識して動きを変えることは難しいですが、呼吸は意識下でも変えていくことができるのです。簡単に言うと、浅い呼吸より深い呼吸の方が疲れづらいイメージが湧きますか?

呼吸の深さで肺や横隔膜の動きも違うので、全身のあらゆるところに影響してきます。呼吸が浅いと、毛細血管内の空気が不足し、細胞に十分な酸素や栄養が運ばれず、いわゆる酸欠状態になります。 すると、脳・臓器・筋肉など身体の様々な機能が低下し、疲労が溜まりやすくなります。一日の疲れを取ってくれるはずの睡眠も、寝ている時の呼吸の状態ですっきりできたり、そうでなかったりと左右されます。呼吸の質が良いと落ち込みにくくなったりと気持ちの面でも影響するんですよ。

産まれてくる赤ちゃんも深い呼吸ができるように導けば、グズリが少なかったり、ご機嫌なときが多くなったり、赤ちゃんにとってとても必要なことです。むしろ、大人よりもダイレクトに影響しています。

呼吸がスムーズだと赤ちゃんがご機嫌で育児が楽になるので、これから出産しようという方たちにぜひ、知っていて欲しい情報なのです。

 

まずはこちらの動画を見て、自分でチャレンジできることはやってみてください。自分でやれているのかどうか、評価が難しいと思うので、かかりつけの歯科医院で相談してみるのもいいでしょう。

 

 

個別のフォローを望まれる方は、オンライン鼻呼吸サポートもお勧めです。 ※現在準備中

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